2017年9月15日(金) 9:30 受付開始
東京大学駒場リサーチキャンパス(生産技術研究所内)As棟3階
セッション名 | 午前/午後 | 定員 | 申し込み状況 ◎:空きあり △:残りわずか ×:空き無し |
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オープンデータを使って地図を作ろう|QGIS 活用講座(初級編) 実習資料 | 午前(10:00 – 13:00) | 40 | ◎ |
OpenMapTilesで始めるOpenStreetMapのベクトルタイル配信 | 午前(10:00 – 13:00) | 15 | × |
mago3D | 午前(10:00 – 13:00) | 18 | ◎ |
QGISラスタ編〜CS立体図 実習資料 | 午後(14:00 – 17:00) | 40 | ◎ |
PostGIS入門 | 午後(14:00 – 17:00) | 18 | △ |
CARTO | 午後(14:00 – 17:00) | 15 | △ |
※ セッション名をクリックするとセッションの詳細情報に移動します。
※ OSGeo財団日本支部会員は無料です(当日入会可)。
受講申し込みは以下のフォームよりお願いいたします。*9/11締め切り (Application Deadline: 11 Sep 2017)
申し込みフォームはこちら (Application form) 申し込みは締め切りました
※参加人数はそれぞれ限られておりますので,お早めにお申し込みください。
※東京と大阪はそれぞれ別の扱いとなります
※OSGeo財団日本支部会員(個人・学生・団体)は無料でいずれのセッションにも参加できます。
※団体会員のハンズオン申し込みの場合、当該団体の事務局担当の方がとりまとめて事前手続きをいただいた方を対象といたします(団体会員1口につき東京開催ハンズオンについて10コマまで無料)。当日お申し込みの場合は、一般参加となります。
今井 優 (朝日航洋株式会社)
環境コンサルタントの GIS担当等を経て、最近は QGIS 講習会の講師等に従事。実務に役立つ内容をわかりやすく伝えるため日々検討しています。
インターネットで公開されている様々なデータを実際に触りながら GIS の基礎と QGIS の操作方法をワークショップ形式で学びます。
基本的な PC の操作ができればどなたでも受講できます。
QGIS2.18.11 がインストールされたノートPC、マウス。会社等のPCの場合は事前に社外でネット接続できることをご確認いただけると当日スムーズです。Mac での受講も可能ですが、講義は WindowsPC を用いて行います。使用データ: https://goo.gl/V9LXRD
戸田 堅一郎 (長野県林業総合センター)
主に林道災害や山地防災について研究しています。 地形判読を行いやすくするためにCS立体図を開発しました。
山手 規裕(Pacific Spatial Solutions, LLC)
写真測量、画像処理、GIS及びそれらに関するソフトウェアの開発に携わる。
本講義では、QGIS上での基礎的な地形解析の方法を学習するとともに、CS立体図の原理、作成方法お よびCS立体図を用いた地形判読の基礎を学びます。
また、タブレット端末上でCS立体図を利用する方法などの実践的な利用方法についても説明します。
QGISの基本的な操作方法を必要とします。
地形解析をおこなう技術者・研究者の方のほか、QGISでのラスタデータの取り扱いを学びたい方。
QGIS 2.14のインストールが行われたPCをご用意ください。
併せて、 AvenzaMapsがインストールされた携帯端末をご用意ください。
松澤 太郎 (Georepublic Japan)
GISの使うのは苦手ですが、GISを作るのは得意なプログラマです。よくインフラエンジニアと勘違いされますが、プログラマです。FirefoxについてO’reilly Japanから二冊本を出してたりするけど、今はすっかり地理系プログラマです。日本UNIXユーザ会理事という肩書を持っていますが、もっぱらmacOSとLinuxのみ扱っています。タイル三兄弟の一味です。
OpenMapTilesはOpenStreetMapのデータを簡単にMapbox Vector Tileを配信するためのソフトウェア郡です。
次の3つの構成に分けて説明及びハンズオンをします。
– OpenMapTilesの概要について
– OpenMapTilesを使ってベクトルデータの作成
– Tileserver-GLを使ってベクトルデータの配信サーバの作成
OpenStreetMapのタイル配信を自分でやってみたいという方
以下のソフトウェアが入っている環境を持っていること。
– Docker 1.12.3以上
– Docker Compose 1.7.1以上
また、作業領域として20GBほどHDDの空き容量があること。
今回作成するデータであれば、CPUは2コア以上、メモリは4GBあればたぶん大丈夫です。
OSは特に制限はないですが、講師がWindowsのDocker環境を全く知らないため、できればUbuntu 17.04をVirtual Machineに入れておいてDockerの環境を整えるなどしていただきたいです(講師が実績があるのはmacOS及びUbuntu 16.10 または Ubuntu 17.04です)。
Dockerが使えるクラウドやVPSを用意しておくのも良いです(Azure + Ubuntuの環境では実績あり)が、その場合は1024番ポート以上のポートを開けておくこと(一般ユーザがWebサーバを立ち上げられること)。
また、事前準備として以下の作業をターミナル内でしておくこと。
“`
git clone https://github.com/openmaptiles/openmaptiles.git
cd openmaptiles
docker-compose pull
“`
Dockerがユーザアカウントで使えない場合は先にセットアップをしてください。
なお、上記の作業をしておかないとハンズオン中にダウンロードだけでネットワークリソースを食いつぶしてしまう可能性があるので注意をしてください。
上記のことがわからん!っていう人はとりあえずUbuntu 17.04を入れたVirtual Machineだけは用意しておいてください。
HJ Kim & JD Cheon(GAIA 3D INC.)
mago3djsのインストールと実行を自分のPC上で実際に行ってみる内容となります。
DIY on how to install and run mago3djs.
Webベースの環境で大規模かつ詳細な3Dモデルを扱いたいかた向けのハンズオンです。
(Web系の開発経験や3Dグラフィックスに関連する技術があると受講しやすいです)
Those who want to handle large-sized and highly detailed 3D models in web-based environment
(Skills for web deployment or 3D graphics will be helpful.)
Windows7以降のOSが搭載された、JRE(Java Runtime Environment)1.8以降がインストールされているPCをご持参ください。また、作業領域として2GBほどHDDの空き容量が必要となります。メモリは最低8GB(推奨16GB以上)あれば大丈夫です。この実習にはインターネットへの接続環境が必要となります。会場にはwifiの準備がありますが、ご自分で回線を用意されることを推奨します。また印刷した資料は配布致しません。
Windows 7 or later(64bit)
JRE 1.8 or later
Disk Space : over at least 2GBytes
miminum RAM size : 8GBytes (recommended size : 16GBytes)
Internet access: mandatory
Handout for workshop: not required
嘉山 陽一 (朝日航洋株式会社)
昭和の時代から空間情報系プログラムのコーディングをしているプログラマ。 ITの革新からなんとか落ちこぼれないよう頑張っていますが、PostGIS/PostgreSQLならそこそこ古い技術だから 教えることができるかもしれません。
空間情報を扱うデータベースとして定番のPostGIS/PostgreSQLの入門講座です。
PostGIS/PostgreSQLをインストールして、空間データをロードします。ロードしたデータに対してクエリを発行したりいくつかの空間解析を行います。処理の結果をQGISで可視化して地図表示を行います。
PostgreSQL/PostGISの初心者
PostGIS/PostgreSQLをインストールすることができるパーソナルコンピュータ(管理者権限が必要です)
PostGIS/PostgreSQL は当日インストールする予定ですが、先にインストールされていてもかまいません。インストールはWindows系OSを前提としてやります。Linux系も多分サポートできると思いますがこちらはあまりあてにしないでください。
(最近のMacはほとんどさわったことがないのでサポートできません。インストール以後の部分は共通でできると思います)
QGIS2.xがインストールされていること。
八十島 裕 (Pacific Spatial Solutions, LLC 日本支社)
クラウドの CARTO とオフラインの PDF Maps を組み合わせて使うフィールドマッピングの普及活動中。
データをいくつかクラウドにアップしておいて、パイプラインを作って一気に処理するような手法の紹介。
ある程度デスクトップGISの経験があって、データのハンドリングを楽しみたい方。
インターネットに接続できるパソコン(できればWi-Fiアダプタ)を持ち込んでください。ブラウザは Chrome が使えると良いですが、他のブラウザでも OK です。パソコンは、PC / Mac どちらでもOKです。QGIS との接続を試したい方は、あらかじめ QGIS が起動するようにしておいてください。オープンデータにしてみたい自分のデータがあれば、Shape形式等でお持ちいただいても楽しいと思います。