2024年6月21日(金) に、GTFSxOSGeo研究会が開催されました。
GTFSとは、公共交通情報の国際的な標準フォーマットで、日本ではバスを中心に600以上のバス事業者や市町村がオープンデータとして公開しています。GTFSデータは経路検索やデジタルサイネージなどの交通情報提供サービスや、交通分析・交通計画に利用されています。
GTFSデータはGISを活用できる格好の素材であり、一方で、交通側もオープンなGISを知ることはデータ活用に有効です。このため本研究会では、GTFSとOSGeoの双方から情報を交換して、今後のコラボレーションにつなげていきます。
研究会の動画と発表資料へのリンクは、以下のとおりです。
- 配信YouTube:https://youtube.com/live/u-G9ndtx7Qc?feature=share
- Discord(質疑・チャット):https://discord.gg/X3RjjCga (チャンネル #gtfs-osgeo)
- ハッシュタグ:#GTFSxOSGeo
§1. オープニング 15:00-
- 開会挨拶(鳥取大学・OSGeo日本支部 代表理事 岩崎亘典)
- GTFSの概要とOSGeo連携への期待(東京大学・日本バス情報協会 代表理事 伊藤昌毅)
- GTFSのトリセツ(トラフィックブレイン 太田恒平)
§2. GTFSを活用しよう 15:40-
- GTFS-GOで路線図・運行頻度図(MIERUNE 井口奏大、トラフィックブレイン 太田恒平)
- 全国GTFS一覧とバス停検索(青い森ウェブ工房 福田匡彦)
§3. GTFSを使って開発しよう 16:15-
- 鳥取に赴任したGIS人が知識ゼロからGTFS(鳥取大学 岩崎亘典)
- Python/PandasでGTFS + WebでうごくGTFS-GO(MIERUNE 井口奏大)
- オープンソースの経路検索:OpenTripPlanner(東京大学 伊藤昌毅)