※2016年11月2日追記
2016年10月30日(日) 10:00 – 18:00
〒630-8506 奈良市北魚屋東町 OpenStreetMap.jpの地図はこちら
時間 | 発表者:発表内容 |
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10:00 – | 開場 |
10:30 – 10:40 | 開会挨拶 林 博文 (OSGeo財団日本支部副代表) |
10:40 – 11:10 | 基調講演1: Open-TD: オープンサイエンス時代の社会協働研究 近藤 康久 (総合地球環境学研究所) |
11:10 – 11:30 | 事例発表1: CKANへの空間情報機能拡張実装の試み 嘉山 陽一 (朝日航洋株式会社) |
11:30 – 11:50 | 事例発表2: 奈良とOSMとFOSS4G -Code for Nara活動紹介- 石塚 康司 (Code for Nara) |
11:50 – 13:05 | 昼食・ポスターセッション ドリンク・軽食をご用意致しました。ぜひゆっくりとポスターセッションをお楽しみ下さい。 |
13:05 – 13:35 | 基調講演2: From warping maps to spacetime: geospatial journey through NYPL (地図の位置合わせから時空まで:ニューヨーク公共図書館での地理 Mauricio Giraldo (The NewYork Public Library: ニューヨーク公共図書館) |
13:35 – 13:55 | 事例発表3: FOSS4GとRで交通網とPM2.5の相関解析 山川 純次 (岡山大学) |
13:55 – 14:15 | 事例発表4: FOSS4G on AWS 〜マピオンの地図が引っ越しました〜 清水 珠里 (株式会社マピオン) |
14:15 – 14:30 | 休憩 |
14:30 – 15:00 | 基調講演3:FOSS4Gと地理院地図 出口 智恵 (国土交通省 国土地理院 地理空間情報部 情報普及課長) |
15:00 – 15:20 | 事例発表5: FOSS4Gと北海道地図 石崎 一隆 (北海道地図株式会社 総合技術センター 研究開発課) |
15:20 – 15:40 | 事例発表6: GRASS GIS7とRによる時系列ラスター処理 堤田 成政 (京都大学) |
15:40 – 16:00 | 事例発表7: わずか6人の勉強会から200人のカンファレンスに育つまで 古川 泰人 (FOSS4G Hokkaido / MIERUNE, LLC. / Mapconcierge) |
16:00 – 16:20 | 休憩 |
16:20 – 17:10 | パネルディスカッション: ジオ日本書紀はじまりのはなし パネラー: 森 亮 (OSGeo財団日本支部代表) x 野田 和徳 (元OSGeo財団日本支部理事) x Venkatesh Raghavan (OSGeo Foundation President) 司会: 谷口 彰 (NPO法人GIS総合研究所理事長) |
17:10 – 17:20 | 閉会挨拶 西村 雄一郎 (OSGeo財団日本支部運営委員) |
18:00 – 20:00 | 懇親会 (※申し込みが必要となります。こちらのページから申し込みをお願い致します。) ライトニングトーク (5分 x 10名) ※絶賛募集中! 登壇ご希望の方は、懇親会のチケットのアンケートからご応募ください。 |
※ セッション名をクリックするとセッションの詳細情報に移動します。
近藤 康久 (総合地球環境学研究所)
学術論文のオープンアクセス化や科学データのオープンデータ化など、科学知を広く社会に開放するオープンサイエンスの動きが始まっています。
この動きは、研究者が社会の様々な人たちと一緒に社会課題の解決を目指す超学際研究(transdisciplinary research=TD)の動きと合流して、学問の際(きわ)を超えていくムーブメント、いうなれば「Open-TD」になりつつあります。
Open-TDはどのような研究になるのか、そのアイディアをお話しします。
Mauricio Giraldo (The NewYork Public Library: ニューヨーク公共図書館)
This talk will cover the journey The New York Public Library has taken in the process of facilitating the exploration of its research collections by extracting and augmenting geospatial data. Some projects covered will be the Map Warper, Map Vectorizer, Building Inspector, Space/Time Directory.
この発表では, ニューヨーク公共図書館がこれまで取り組んできた、
また、そのなかで活用したMap Warper, Map Vectorizer, Building Inspector, Space/Time Directory等についてもご紹介します。
出口 智恵 (国土交通省 国土地理院 地理空間情報部 情報普及課長)
概要
地理院地図は、今年でオープン13年目を迎える、国土地理院のウェブ地図サービスです。
これまでに様々な変遷を経て、現在ではFOSS4Gなしに語ることのできないサービスに成長しました。
今回は、地理院地図の概要と今後の展開について紹介させていただきます。
嘉山 陽一 (朝日航洋株式会社)
オープンソースのメタデータカタログサーバシステム CKANでは多様な種類のデータカタログを登録して検索することが可能である。またメタデータだけでなく実データやデータ所在のリンクをリソースとして CKANに登録することが可能である。そこでは多様な空間情報をリソースとして登録することができる。
CKANではデータの形式ごとにプレビューや様々な検索ができるような拡張がなされている。本発表ではCKANで空間データを利用する場合に便利な空間データ用の拡張機能をFOSS4Gを用いて実装した試みについて解説する。
石塚 康司 (Code for Nara)
Code for Nara の地域貢献を目指した、OpenStreetMap などの地理情報充実に向けた活動と、FOSS4Gを用いた活用についての事例紹介。
山川 純次 (岡山大学)
交通網とPM2.5の相関解析は地理情報の統計解析ですから、FOSS4GとRでフリーな解析環境が構築できるわけです。さらに政府系(?)オープンデー タである基盤地図情報を利用すればデータも自由に使えるわけで、すなわち研究用のデータとアプリケーションがフリー。ありがたくも研究者は純粋に発想力の みを問われる状況になっています。そういう研究の一例を紹介したいと思います。
清水 珠里 (株式会社マピオン)
日本最大級のインターネット地図情報検索サイト「マピオン」の地図は、FOSS4Gの技術に支えられています。今年、マピオンの地図システムはオンプレミ ス環境からAWSへ大規模な引っ越しをしました。本発表では、マピオンがFOSS4Gをどのように活用しているか、AWS移行の利点などをご紹介させてい ただきます。
石崎 一隆 (北海道地図株式会社 総合技術センター 研究開発課)
北海道地図は、FOSS4Gを知り社内で活用して約12年、お客様への成果の提供をはじめて約8年になりました。
FOSS4Gイベントは今年で10周年の記念すべき年との事で、地図屋の北海道地図がFOSS4Gをどのように利用してきたかを振り返り、地図印刷との連携や商用GISとの連携等の業務として対応してきた内容を紹介します。
堤田 成政 (京都大学)
GRASS GISのバージョン7から時間軸に対応したt.コマンドが実装され、時空間GISアプリケーションとしてパワーアップしました。
しかし、データに時間情報を付加することが難しかったりと活躍の機会を目にすることはあまりありません。
ここでは、実際にGRASS GISに時系列ラスターデータをインポートした事例を紹介します。Rとの連携も挑戦します。
発表資料はこちら(PDFファイル)
古川 泰人 (FOSS4G Hokkaido / MIERUNE, LLC. / Mapconcierge)
北海道地域では2012年よりFOSS4GHokkaidoを開
このカンファレンスでは毎年国内外からたくさんの参加者が北海道
本講演ではFOSS4GHokkaidoがここまで育った経緯や
森 亮 (OSGeo財団日本支部代表) x 野田 和徳 (元OSGeo財団日本支部理事) x Venkatesh Raghavan (OSGeo Foundation President)
谷口 彰 (NPO法人GIS総合研究所理事)
🙂 技術賞受賞!! 🙂
于 文龍 (大阪市立大学大学院創造都市研究科)・宋 現鋒 (中国科学院大学資源与環境学院)・ベンカテッシュ ラガワン (大阪市立大学大学院創造都市研究科)・吉田 大介 (大阪市立大学大学院創造都市研究科)・榎原 博之 (関西大学システム理工学部)
本研究では災害後の経路地図作成システムに適したマップマッチング手法を提案する。
災害後の経路地図作成システムとは、携帯端末利用者から共有したGPSトレースを利用し、OpenStreetMapにあわせて災害後の通行可能な道路情報を提供するシステムである。
このシステムが精度良く経路地図を作成するためには、経路の正確な取得が必要となるが、既存の位置測定手法では、測位誤差のため地図データと実際の道路形状が異なる可能性がある。
そこで本研究では、災害後経路地図の推定精度向上するために、ハウスドルフ距離アルゴリズムを用いたマップマッチング手法を提案する。
岩崎 亘典 (OSGeo財団日本支部)
FOSS4Gの勉強をしたい、だけど、どこから手を付けたらいいかわからない、という方は多くいらっしゃると思います。
そこで、私たちは、「つくばFOSS4G勉強会」という団体を勝手に立ち上げ、QGISのハンズオンを行いました(といっても、発表までに2回しかやっていませんが)。
こうした取組は、そんなに難しくないんだよー、ということで、私たちの取組をご紹介したいと思います。
古川 芳孝 (Civil User Group)
土木分野における3次元モデル利活用の推進を行い、CIM施策の円滑な導入に寄与することを目的とした活動を行っている Civil User Group の紹介
発表キャンセルとなりました 😥
氏田 洵悠 (大分大学・院/NPO法人伊能社中)
今年4月に発生した熊本地震に対して、大分大学、茨城大学の学生、NPO法人伊能社中の有志が、web地図を用いておこなった災害対応支援について報告する。
🙂 U-25賞受賞!! 🙂
Niroshan Bandara・ベンカテッシュ ラガワン・吉田 大介・Pavithra Jayasinghe (大阪市立大学大学院創造都市研究科)
Collecting, Distributing and Analyzing field data is a crucial part in any geospatial study. Field data collection tools and methods have been developed significantly due to the advancement of technologies such as Global Navigational Satellite Systems (GNSS) and development of smartphones. Accurate field data collection is also a necessary task for broad spatial data analysis and proper decision making. Development of Web technologies led to share the data and information effectively. Geospatial data sharing is a concern in geospatial science because of the diversity of existing geographical information systems. Most of the conventional field data processing and sharing methods are time consuming and inefficient. Therefore, this study tries to develop and propose a framework based on the Geospatial Semantic Web technologies for disseminating and processing field data. Experimental results from an implemented prototype show that the proposed framework allows to visualize and process the field data in any context. Proposed system of this study is capable of distributing and processing field data using web application. Moreover, the study demonstrates the importance and the capabilities of web services for spatial data gathering and processing. The system has been developed based on Free and Open Source Software (FOSS) packages such as ZOO-Project, Open Data Kit, etc. It enables the user to further improve or deploy the system for variety of studies.
事例発表 (口頭発表) とポスター発表を募集致します。
こちら (https://goo.gl/forms/hht47viDJbfRqHUf1) の申し込みフォームから申し込みをお願い致します。事例発表とポスター発表を同じフォームから申し込むことが出来ます。
※以下、10月18日追記
おかげさまで多くの発表応募をいただきました。ありがとうございました。
ただ、ポスター発表につきましては、まだ若干の余裕がございますので、発表の追加募集をおこないます。
締切は10月24日(月)の23:59 (JST)とさせていただきます。
奮ってご応募下さい!
※以下、10月11日追記
発表の追加募集をおこないます。事例発表2件とポスター発表を8件募集致します。
締切は10月17日(月)の23:59 (JST)とさせていただきます。
奮ってご応募下さい!
※以下、9月29日追記
一次締め切りを10月10日(月・祝)の23:59 (JST)とさせていただきます。
この時点でエントリーしていただいている発表をもとに、セッションスケジュールを作成して公開させていただきます。
もしこの時点で発表数が十分に集まらなければ、追加の二次募集をおこないたいと思います。
発表をお考えの方は至急お申込みください。申し込みの時点ではある程度概要的な情報のみで結構です。
なお、応募多数の場合は、抽選となり、ご希望の発表形式に沿えないこともございますが、あらかじめご了承ください。
懇親会で披露されたライトニングトークの一部をご紹介致します。