2022年11月12日(土) 13:00〜 (JST)
オンライン(Youtube Live)
当日はYoutube Liveにてオンラインで試聴できます。参加申し込みの必要はございません。
#foss4gj (Twitter)
時間 | 会場 |
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13:00〜13:10 | オープニング |
13:10〜13:35 | 基調講演: 沼倉 正吾 (Symmetry Dimensions) ようこそ! データの民主化で実現する世界 |
13:35〜13:40 | 休憩 |
13:40〜13:55 | スポンサー講演1: 桐本 靖規 (株式会社MIERUNE) FOSS4Gカルチャーとクラウド |
13:55〜14:10 | スポンサー講演2: 嘉山 陽一 (IT DART/朝日航洋株式会社) サーバレスを目指す災害情報収集システム |
14:10〜14:25 | スポンサー講演3: 本城 博昭 / 清水 珠里(株式会社ONE COMPATH) 気象データ(GRIB2)を可視化してみよう |
14:25〜14:40 | スポンサー講演4: 宮園 明 / 山﨑 由章(MySQL Community Team (Oracle Corporation)) MySQL8のGIS機能を活用した鉄道写真撮影地マップのご紹介 |
14:40〜14:45 | 休憩 |
14:45〜14:58 | 一般発表1: 山田 慧史(OpenStreet株式会社) 仕事ではじめるGISと地理空間情報分析 |
14:58〜15:11 | 一般発表2: 久冨 宏大 モビリティオープンデータの活用手引 ~QGISでシェアサイクルを見てみよう~ |
15:11〜15:24 | 一般発表3: 三吉 貴大 STAC からはじめる地球観測衛星データの利活用 |
15:24〜15:37 | 一般発表4: 鎌田 高造((一財)日本デジタル道路地図協会) DRM-PF:アジャイルな道路デジタルツイン |
15:37〜15:50 | 一般発表5: 松浦 慎平(株式会社Mobility Technologies) 道路情報の自動差分抽出プロジェクトでFOSS4Gが大活躍! |
15:50〜15:55 | 休憩 |
15:55〜16:08 | 一般発表6: 馬場 美彦(有限会社アウトソー、杏林大学) GIS学会FOSS4G分科会ワークショップ「Geocomputation with R勉強会」報告 |
16:08〜16:21 | 一般発表7: 曲 新苗(株式会社MIERUNE) R言語・OSMデータとネットワーク |
16:21〜16:34 | 一般発表8: 井口 奏大(株式会社MIERUNE) State of MapLibre GL JS: 最新機能やコミュニティの動向を紹介 |
16:34〜16:47 | 一般発表9: 吉中 輝彦 / 吉中 未来(FOSS4G TOKAI) QGISで扱うラスタレイヤ |
16:47〜17:00 | 一般発表10: 喜多 耕一(FOSS4G Hokkaido) あのQGISの本の改訂版が出るってよ |
17:00〜17:05 | 休憩 |
17:05〜17:55 | パネルディスカッション: 新しいGeoについて |
17:55〜18:05 | クロージング |
地理空間情報が大好きな皆さん、こんにちは。デジタルツインやメタバースなど、フィジカル空間の静的・動的な情報とデジタル空間の仮想的な情報を連携したテクノロジーに注目が集まっています。これからどのような世界が訪れるのでしょう?国内外の事例などを踏まえて、未来の地理空間情報についてお話しします。
近年、IT領域ではDevRel(Developer Relations)というキーワードが登場し、事業成長や採用のため差別化した企業カルチャーが欠かせないものとなってきました。また、クラウドが一般化され、位置情報分野においても利用できるクラウドサービスが日々増え続けています。
このセッションでは前半と後半に分けて、FOSS4Gコミュニティから生まれたMIERUNEのカルチャーや取り組みと、AWS(Amazon Web Services)のさまざまなクラウドサービスで位置情報技術がどのように利用できるかを紹介します。
LINEチャットボットを利用した災害時情報収集システムは2019年から開発,運用を始め様々な災害現場で活用されてきた。Chatbot部分はHerokuというサービスで運用されており、1つのチャットにつき1個のDyno(Heroku上のマイクロサービス)が割り当てられている。Herokuは無料でDynoをつくることができ、実運用で利用者が多い時だけ有料のDynoにアップグレードすることで運用負荷が高くなる場合でも対応できた。しかし2022年の11月末までにHerokuの無料サービスが廃止されるというアナウンスがあったため対応策が必要になった。
LINEのchatbotについてはGoogle Spread SheetとGoogle AppsScriptで対応できた。地図表示部分についてはGithub上でホストできないか試行中です。
イベント開催時までどこまでできているかご期待下さい。
ONE COMPATHは最近、マピオンのテックラボにて世界降水マップ、世界可降水量マップを立て続けに公開しました。
元データはどちらもアメリカ海洋大気庁(NOAA)の気象データですが、これは国際標準のGRIB2形式で作成されています。
GRIB2は気象庁でも採用されており、気象データを扱う上で避けて通ることのできないフォーマットです。
そこで今回は、GRIB2とは何か、どのように可視化するかなど解説したいと思います。
鉄道写真の撮影スポットやそこで撮れる写真を、登録なしに気軽に投稿できるWebサービス「だれでも撮影地マップ」を支えるMySQL8のGIS機能や、プログラミング言語PHPによるサービスの具体的な実装について紹介します。GeoHashという技術を使って扱いやすく各地点を格納しており、それについても解説します。
シェアモビリティサービスを運営している株式会社OpenStreet データサイエンスチームにおいて、モビリティサービスやまちづくりの視点からデータをどう活用し、どんな分析をしているかを発表します。
また、GBFSのシェアサイクルステーションのオープンデータ化、GBFS-NOW(QGISプラグイン)の作成などオープンデータの活用についても紹介したいと思います。
注: 動画はOSGeo会員のみ公開となります。
GBFSは近年世界各国で普及が進むマイクロモビリティサービス(シェアサイクルなど)向けのオープンデータ規格です。今年、国内の大手シェアサイクルサービス事業者もGBFSの公開を始めました。そこで早速QGISで見られるプラグイン(GBFS-NOW)を作成しました。一緒にマイクロモティの世界を覗いてみましょう!
STAC (SpatioTemporal Asset Catalogs) は2021年5月に v1.0.0 がリリースされた時空間データ提供のためのオープンな規格である。広く時空間データが対象であるが、特に地球観測衛星データ提供において急速に普及し始めている。多くのオープンデータがそうであるように、従来の地球観測衛星データも提供機関ごとに異なるインタフェース、フォーマットで提供されており、似たような衛星データでも提供機関が違えばデータの検索や利用可能な状態への変換に高い学習コストがかかっていた。しかし、STAC や COG (Cloud Optimized GeoTIFF) といった技術の登場によりそうしたハードルが一気に下がってきている。本発表では、STAC の生まれた背景やその仕様とともに、OSS の STAC ツールチェインを利用して実際に地球観測衛星データを活用する方法を紹介する。
ナビ用地図である DRM-DB は、交差点を点要素で、交差点から次の交差点までの短い道路区間を線要素でそれぞれ取得し、それらに様々な属性を載せている。
道路も DX の波が来ていることに呼応し、これを PostGIS に格納し、他の道路関連 DB の位置の基準としたり、自動運転用地図との連携も模索を始めている。そのあたりを紹介したい。
Mobility Technologies では、これから訪れる自動運転社会で求められる鮮度の高い地図データを実現するために、タクシーやトラックにつけられたドライブレコーダーから取得できる映像およびセンサーデータをもとに、AIなどを用いて道路情報を取得し地図との差分を見つけ、地図に反映させるプロジェクトを行っています。
本プロジェクトで使用しているFOSS4G、特に計算された地図と実際の標識などの道路情報との差分を確認・デバッグするためにつくられた QGIS プラグインについて紹介します。
その他 Mobility Technologies で活用されているFOSS4Gについても時間が許す限り紹介します。
10月29日、30日に開催される第31回地理情報システム学会において、地理情報システム学会FOSS4G分科会主催、(一社)OSGeo日本支部共催で、ワークショップ「Geocomputation with R勉強会」を開催する予定です。担当講師による報告を行います。今後しばらくは毎年開催したいと考えています。
第31回GIS学会 ワークショップ Geocomputation with R 勉強会
OpenStreetMapの道路や鉄道網データをR言語を利用しネットワークの視点から分析する方法についてお話しします。導入として、DockerでR言語の環境構築、sfnetworks・osmdataライブラリーの紹介をします。なお、地物のネットワーク性質を知ることによって、ルートマッチング・アクセシビリティ計算などの現実世界の問題をR×OSMデータで解決します。
MapLibre GL JSは、2020年12月にMapbox GL JSがオープンソースライセンスからプロプライエタリへ移行した際に、そのオープンソースフォークとして誕生しました。
移行後しばらくは大きな機能追加のないメンテナンス期間が続きましたが、2022年1月にリリースされたv2.0.0以降、TypeScriptへのマイグレーションや3D地形表示など多くの新機能が追加されています。本発表では、MapLibre GL JSリリース以降の変更点やMapLibreコミュニティの動きなどを紹介します。
QGISでラスタレイヤーを扱う事があるが、扱うラスタの種類は十人十色である。
本発表は、QGISでラスタを用いてできることを少しだけ紹介する。
またラスタレイヤの色分け(レベルコンタ)を作成する際に、意図しない動作をするときがあるがその対処方法について紹介する。
あの「業務で使うQGIS ver3完全使いこなしガイド」の改訂版が出ます。どこが改訂されたのか、著者がご説明します